どうしていいかわからない・・・ってときがあります。
そこで、
どうしていいかわからないという問いに対して、
を読んでみました。
インバスケットという管理能力や職務遂行能力を
測定するツールのコンサルタントの著者は、
インバスケットのスコアの悪い人の中に、
それを十分に補うほどのチカラがある人がいることに気づきます。
その十分に補うほどのチカラが「人柄力」です。
インバスケット思考と人柄力を併せ持つ人が、
本物のプロフェッショナルだと著者は主張しています。
どうしていいかわからない人の中には、
いい人であるがゆえに、
奪われ、傷つけられ、
利用されてきた人もいるかもしれません。
そんな人は、
「人柄力」に懐疑的な人もいるかもしれませんが、
人とのつながりなしには生きてはいけませんから、
この本を読んで、
「人柄力」について考えてみるのもいいかもしれません。
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著者のもとには、
元管理者候補の人がリーダーになって1年か2年くらいで、
「仕事はしているのですが、
何をやっているのかが、わからないのです」
とメールしてくるそうです。
著者曰く、
「管理職不完全燃焼症候群」、
自分の能力を発揮しきれず、
モヤモヤくすぶってしまう現象だそうです。
管理職になれば、
集中したくても集中できない状態になるのです。
以前は、
まっすぐな道をアクセルを踏みっぱなしで走れていたのに、
今は、悪路をアクセルとブレーキを忙しく踏みかえながら、
ハンドル操作をするようなものでしょうか。
どうしていいかわからない人によく似ています。
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どうしていいかわからなくて立ち止る人もいれば、
どうしていいかわからなくても走り続ける人もいます。
どっちがいいのかはわからないけど、あなたはどっちですか?
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