頭の中がゴチャゴチャして、
目の前のことに集中できない人に使っていただきたいのが、
アクションリストです。
アクションリストは、とっても簡単。
やること、やりたいこと(アクションアイテム)を
書き出してリスト化するだけ。
後はそのリストに従って行動すればいいのです。
リストのおかげで余計なことを考えなくなって、
体が動きやすくなりますし、
行動に集中できるので行動の量も増えます。
何か成果をあげようと思えば、
ある程度の行動量が必要になりますが、
アクションリストはそのお役に立てます。
もちろんそんなに簡単に成果が出るほど甘くはないでしょうが、
アクションリストのいいところは自分のペースで
はじめられることです。
勉強や仕事限定で使うことも、
特別なイベントの時だけ使うこともできます。
自分のペースで始めて、
自分のペースでアクションアイテムを
増やしていけばいいのです。
アクションリストは、
あなたを束縛するためのものではありません。
あなたがやりたいことをスムーズにやるためのツールです。
自分のペースで使ってみてください。
それでは、アクションリストを詳しくお教えしたいと思います。
アクションリストとは、
やること・やりたいことを書き出したもの!
スケジュールを考えながらアクションアイテム(やること、やりたいこと)をリスト化したものがアクションリストです。
アクションアイテムを今日やること、
明日やること、2日後にやること・・・と
振り分け、毎日アクションリストを作っていくことで、
生活をコントロールできます。
アクションアイテムは、達成できた時点で、消していきます。
たとえ達成できなかった場合でも、何らかの行動をおこせば、
その日は消してしまいます。
ただし必ず後日、
もう一度書き出してさらに何かしら進めさせます。
その際に、達成に向けて別のアクションアイテムを付け加えれば、
より達成に近づくことができるでしょう。
アクションアイテムを作るためには、
「今、やることは?」と自分に問うてください。
でてきた答えが、アクションアイテムです。
もう考えてもアクションアイテムが出てこないようなら、
思考法を使って、「今、やることは?」と自分に問うて、
アクションアイテムを出しきってください。
◎アクションリストの注意するところ
「アクションリストを作ったら、アクションアイテムに集中して、悩まない」と決めることが必要です。
しかし、もし上手くいかないようなら、
「アクションアイテムに集中できて、めっちゃうれしい!」などとセルフトークをたくさん作って、
意識・無意識を方向付けしてみてください。
アクションリストにのせるアクションアイテムは、
優先順位をつけて、優先順位が高いものから消化していきます。
時間は有限ですから、毎日すべてのアクションアイテムを消化することはできないでしょう。
そのために、どのように優先順位をつけ、
エネルギーを配分するかが、
アクションリストを続けていく上で重要になります。
また、アクションアイテムを勢いにまかせてやったり、
惰性で続けてしまわないように、
次の3つの観点から何度も見直します。
1.やる必要があるのか?(効果があがっているのか?)
2.他のやり方はないのか?
3.もっと時間を減らせないのか?
アクションリストの流れが上手く管理されてはじめて、
目標は形になります。
エネルギーは限られた資源です。正しく管理しましょう。
◎次のステップ
アクションリストを作ることが習慣化できてきたら、
次のステップは、アクションアイテムを増やすことです。
アクションアイテムを増やすためには、
自分の目標に到達するために必要な行動をアクションアイテムとして細かく分解していくことが大切です。
日々アンテナを張り、
本を読めばアクションアイテムを引き出し、
人に会えばアクションアイテムをもらう。
日常生活の中にあなたが成長するためのヒントがそこらじゅうにあると思います。
そこからアクションアイテムを見つけてください。
◎アクションリストまとめ
アクションリストとは、ズバリ「考えないこと」です。
アクションリストに書いたら、
今日何をするか考えないようにしましょう。
あれをしなければならない、これをしなければいけないと考えないためにアクションリストはあります。
アクションリストを始めたからといって、
すぐに何かが変わるわけではありません。
実感はすぐにはわきませんが、
いずれ一歩一歩成長しているのが感じられるでしょう。
ぜひ、アクションリストを試してみてください。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。