残す、残す、残す・・・

本の紹介

やりたいことをやる、好きなことをやるのがいいと言うけれど、

 

「やりたいことをやる、

 

好きなことをやるってどういうことなのか?」

 

という問いに対して、

 

「『芸術闘争論』 村上 隆・著 幻冬舎」を読んでみました。

 

で、出した答えは、一つ。

 

 

残す」です。

 

 

『人生は短く、芸術は長い』

 

芸術とは、作品を後世に残すことで、

 

そのために著者は、全身全霊を込めて闘っているそうです。

 

 

やりたいこと、好きなことをやるだけだと、

 

結局何も残らないかもしれません。

 

人生は短く、何も残さなければ消えていくだけです。

 

 

 

あなたは、人生で何を残しますか?

 

 

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”現代美術は自由人を必要としてない。

 

必要なのは歴史の重層化であり、

 

コンテクストの串刺しなのです”

 

 

”ぼくが書こうかどうか迷っていたのは、

 

一つには旨いラーメン屋のレシピそのものだからなんです。

 

簡単に言えばこれだけです。

 

だから、

 

皆さんどうかおいしいラーメンをいっぱい作ってください。

 

そうすれば、

 

自由になれるかどうかはともかく、

 

・・・ぼくのような存在になれるでしょう”

 

 

”芸術家の価値は死後、作品によって決まります。

 

ゴッホやマティス、ピカソのような巨匠ですら

作家は作品の奴隷であり、

 

乗り物にすぎません”

 

 

 

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人生を突き詰めていくと、

 

「残す」という考え方が出てくるのかもしれないです。

 

 

あなたのやりたいこと、

 

好きなことを突き詰めていくと何が出てくるでしょうか?

 

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