嫌い、嫌い、嫌い・・・

本の紹介

どうしていいかわからない・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

「どうしていいかわからない」という問いに対して、

 

「『ひとを<嫌う>ということ』 

 中島 義道・著 角川書店」

 

を読んでみました。

 

で、出した答えは、一つ。

 

 

 

嫌いの原因を見つけ、

 

その原因を自己正当化しているプロセスを探る」です。

 

 

 

嫌いという感情を認めつつ、

 

正確に嫌いになって嫌いを言い訳に

使わないようにしましょうってことです。

 

 

嫌いを言い訳にして誰かを攻撃したり、

 

嫌いを言い訳にしてやらないことを正当化したりしてしまいます。

 

 

この本は、人を嫌うこと、人に嫌われることは自然なことだから、

 

それをこじらせないために書かれています。

 

 

 

あなたは、「嫌い」とどのようにつき合っていますか?

 

 

 

__________________________________________

 

 

この本で注目したところは。。。

 

 

”「嫌うこと=嫌われること」ないし「憎むこと=憎まれること」を

 

自然に自分のうちに容認する訓練を怠ってきた人々が、

 

大人になっても大層窮屈かつ欺瞞的な人間関係を築きあげ、

 

それによって自分を苦しめかつ

他人も苦しめるという暴力を振るうことになります”

 

 

”自己嫌悪とは(どんなかたちにせよ)

他人から嫌われることを恐れるあまり、

 

みずからに「嫌い」を向けて身を保っている形態ですから、

 

それを溶解させるには

 

他人の生身の「嫌い」を自分のうちに

あらためて豊かに取り込むしかない。

 

それには他人を嫌う修行を、

 

そして他人から嫌われる修行をしなければならない。

 

他人を正確に嫌い、

 

自分が他人に嫌われることを正確に

受け止める修行をするしかないのです”

 

 

 

__________________________________________

 

 

「嫌い」だけど、つき合わなければならなかったり、

 

やらなければならないことがあります。

 

 

「好き」にフォーカスして、サラッとかわしたいものです。

 

__________________________________________