将来が見えなくて、
どうしていいかわからない・・・ってときがあります。
そこで、
「どうしていいかわからない」という問いに対して、
を読んでみました。
この本は、『君主論』を著者の経験をもとに、
わかりやすく身に入ってくるように書かれています。
マキアヴェッリの考え方は、
どうしていいかわからない時に方向性を与えてくれる役立つものですが、
普段生活していると出会わなかったりします。
本を読まないとなかなか出会えません。
あなたは本を読んでいますか?
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この本で注目したところは。。。
”マキアヴェッリは、
立派な気質、つまり高潔な人格を後生大事に守るのは
むしろ有害だと論じている。
正義感にあふれ、慈悲深いリーダーはかえって迷惑だと
言っているのだ。
君主は国を維持するためには、信義に反したり、
慈悲に背いたり、人間味を失ったり、
宗教に背く行為をも、たびたびやらねばならない。
したがって、
運命の風向きと事態の変化の命じるがままに、
変幻自在の心構えを持つ必要がある”
”マキアヴェッリは「よい気質を全部備えるのはムリ」
と言っている。
さらに続けて、全部の気質がなくてもいいけれども、
全部の気質を兼ね備えているかのように振る舞うのが
大切だと説く”
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方向性がわからないと、
具体的な行動も決められません。
そういう意味でこの本は、
方向性を与えてくれるいい一冊です。
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