将来が見えなくて、
どうしていいかわからない・・・ってときがあります。
そこで、
「どうしていいかわからない」という問いに対して、
「『赤の女王 性とヒトの進化』マット・リドレー・著 早川書房」
を読んでみました。
この本は、さまざまな生物の話をおりまぜながら、
人間の性や性差について書かれています。
で、出した答えは、一つ。
「次につなげる」です。
遺伝子だけでなく、
想いや志を次につなげていくってことです。
生物にとって繁殖はすごく大事なことだけど、
人間はそれだけじゃないです。
あなたは、何を次につなげますか?
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この本で注目したところは。。。
”進化なくしては人間の本性の発展は
考えられなかったのであり、
競争的繁殖なくしては進化もまた
ありえなかったということである”
”協力と闘争のバランスをとること。
それは人間の歴史が絶えず繰り返してきたテーマである”
”我々が知性を駆使するのは、
実際的な問題を解決するためでなく、
機知により他者を出し抜くためなのだ。
人を欺くこと、他人の欺きを見破ること、
人の動機を見抜くこと、狡猾に人を操ること。
これらのために知性は使われるのである。
つまり重要なのは、
どんなに賢いか、どんなに狡猾かではなく、
どれだけ他人より賢く、狡猾かなのだ。
知性の価値は無限である。
同種内淘汰は、異種間淘汰よりもはるかに重要なのである”
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学ぶと教えられます。
そして教えると学びが深まります。
学んでそれを教えることで、
次の世代に生き残っていきたいものです。
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