松尾芭蕉は、俳句の世界で生きていくことを決めて、
37才のときに家族や仕事を捨て、
弟子からもらった小屋で住みはじめます。
その小屋で寒さに震え、不安や恐れのなかで詠んだ句が、
それまで目に見える情景をそのまま写しとっただけだったものとは
違うものになりました。
捨てることによって、
見えなかったものが見えるようになるんです。
あなたは、何を捨てると不安や怖れが見えてきますか?
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悪いことは考えたくないという人もいますが、
自由に考えるとは、
いいことも悪いこともタブーなく考えることだと思います。
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調子のいい時に、悪いことを考え、
調子の悪い時は、いいことを考える。
あなたは、いいことを考えることが多いですか?
それとも、悪いことを考えることが多いですか?
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