仕組みを取り入れるなら、、、丸ごと取り入れる・・・

本の紹介

将来が見えなくて、

 

どうしていいかわからない・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

「どうしていいかわからない」という問いに対して、

 

「『科学的管理法:新訳:マネジメントの原点』

フレデリック・W.テイラー・著 ダイヤモンド社」

 

を読んでみました。

 

で、出した答えは、一つ。

 

 

 

仕組みを丸ごと取り入れる」です。

 

 

 

著者は、

 

科学的管理法の哲学と手法を混同してはならないと

述べています。

 

それは、

 

哲学を忘れて手法だけを取り入れようとしても

まったく意味をなさないからです。

 

 

掃除をすれば

幸せになれるとか上手くいくなんて本がありますが、

 

そういうものも哲学と手法をセットにして取り入れないと

何も変わらないのかもしれません。

 

丸ごと取り入れた後に個別に改良していくもんなんでしょう。

 

 

 

あなたは何を丸ごと取り入れますか?

 

 

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”これまでは人材が第一に据えられてきたが、

 

これからは仕組みを第一に据えなくてはいけない”

 

 

”科学的管理法の下では、

 

経験則に代わる法則性を見つけ出し、

 

配下の作業者たち全員に最も効率的な方法を

公平に教えるのが、

 

マネジャーの義務であり、喜びでもある”

 

 

”「どれほど腕のよい機械工であっても、

 

指導者から毎日のように助けを得ない限り、

 

持てる力を存分には発揮できない」”

 

 

”平凡な生徒に対して、課題も与えずに、

 

ただ、「がんばれるだけ、がんばれ」

などとはっぱをかけても進歩は見込めない”

 

 

”周りからの手助けを得ずに、

 

独力で偉大な成果を上げられる時代は、

 

足早に過ぎ去ろうとしている”

 

 

 

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この前、営業の本を読んでいたら「仕組みが大事だ」

って書かれていて、

 

そうだよねぇと思っていたら、

 

100年前に書かれたこの本の冒頭に

 

”これからは仕組みを第一に据えなくてはいけない”

と書かれていて、

 

ビックリしてしまいました。

 

人間の考えることって同じことの繰り返しなのかもしれません。

 

 

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