将来が見えなくて、
どうしていいかわからない・・・ってときがあります。
そこで、
「どうしていいかわからない」という問いに対して、
を読んでみました。
で、出した答えは、一つ。
「仕組みを丸ごと取り入れる」です。
著者は、
科学的管理法の哲学と手法を混同してはならないと
述べています。
それは、
哲学を忘れて手法だけを取り入れようとしても
まったく意味をなさないからです。
掃除をすれば
幸せになれるとか上手くいくなんて本がありますが、
そういうものも哲学と手法をセットにして取り入れないと
何も変わらないのかもしれません。
丸ごと取り入れた後に個別に改良していくもんなんでしょう。
あなたは何を丸ごと取り入れますか?
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この本で注目したところは。。。
”これまでは人材が第一に据えられてきたが、
これからは仕組みを第一に据えなくてはいけない”
”科学的管理法の下では、
経験則に代わる法則性を見つけ出し、
配下の作業者たち全員に最も効率的な方法を
公平に教えるのが、
マネジャーの義務であり、喜びでもある”
”「どれほど腕のよい機械工であっても、
指導者から毎日のように助けを得ない限り、
持てる力を存分には発揮できない」”
”平凡な生徒に対して、課題も与えずに、
ただ、「がんばれるだけ、がんばれ」
などとはっぱをかけても進歩は見込めない”
”周りからの手助けを得ずに、
独力で偉大な成果を上げられる時代は、
足早に過ぎ去ろうとしている”
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この前、営業の本を読んでいたら「仕組みが大事だ」
って書かれていて、
そうだよねぇと思っていたら、
100年前に書かれたこの本の冒頭に
”これからは仕組みを第一に据えなくてはいけない”
と書かれていて、
ビックリしてしまいました。
人間の考えることって同じことの繰り返しなのかもしれません。
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