一つのことに打ち込む・・・

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一つのことに打ち込もうと思ってもなかなかできないものです。

 

一つのことに打ち込んでいる人を見ると羨ましくもあり、

 

憎たらしくもあります。

 

自分はダメなんじゃないか、

 

人より能力が劣っているんじゃないか、

 

何か人と違って欠落しているんじゃないかとも思ってしまいます。

 

 

私はよく村上春樹さんの『ねじまき鳥クロニクル』

を読むんですけど、

 

主人公岡田 亨が義理の兄の綿谷 昇を憎んでいるのも

そんなところなんだと思います。

 

 

で、一つのことに打ち込むためにはどうすればいいかというと、

 

・自分と対話する。

 

・方向性を刻み込む。

 

・雑音を取り除く。

 

この三つを身につけることです。

 

自分が納得できないことにはやる気は出ませんし、

 

頑張れません。

 

だから自分と話し合うんです。

 

何度も話し合うことになるでしょう。

 

ふらふらしそうな自分には方向性を刻み続けるんです。

 

そして、もっとも地味なのが雑音を取り除くです。

 

座禅とか、瞑想ができればいいんですが、

 

そんなこと簡単には身につきません。

 

私も何度もチャレンジしていますが、

 

いまだに身につけることができません。

 

簡単な方法は数をゆっくり数えることです。

 

 

まあ、これ以上は長くなりそうなのでこのへんでやめときます。

 

とにかく三つのことを地味に続けていくことです。

 

 

自分を育てられる人が他人も育てられるんです。