わかること、わかること、わかること・・・

本の紹介

将来が見えなくて、

 

どうしていいかわからない・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

「どうしていいかわからない」という問いに対して、

 

「『「わかる」ということの意味 :新版(子どもと教育) 』 

佐伯 胖・著 岩波書店」

 

読んでみました。

 

で、出した答えは、一つ。

 

 

 

わかるに立ち返る」です。

 

 

 

社会がすごいスピードで流れていく中で、

 

遅れまいと「わかること」より「できること」を

優先してきたことを反省し、

 

「わかること」のために戻るってことです。

 

 

 

あなたは何がわかっていますか?

 

あなたは何がわかっていませんか?

 

 

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”私たち自身も未だ「わかっていない」存在であるとみなし、

 

子どもたちも私たちも

 

「わかろうとしている」ものと考え、

 

「できること」から「わかること」へ向けて努力しながら、

 

私たちの社会の文化をより価値ある、

 

より人間的なものにしていこうという呼びかけが教育だ”

 

 

”世界を常に変形可能なものとしてとらえ、

 

さまざまな自分なりの目標を仮想的に設定して、

 

事態を変形し新しい可能性をさぐり出すのです”

 

 

”「わかるということは大変なことなのだ」

ということを、

 

正直に認めましょう。そして、

 

私たち自身、わかったふりをかなぐり棄てて、

 

何度も何度も「わかり直し」を経験していくべき”

 

 

”学問というものが、

 

「本当だとされていること」を学ぶことではなく、

 

正に、自分自身で、

 

本気で、「何が本当なのか」と問うこと、

 

問いつづけることにあることに気づいたのでした”

 

 

 

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人に教えてあげると、

 

自分が何がわかっていて、何がわかっていないか、

 

明らかになったりします。

 

 

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