記憶を作ってしまう!・・・

本の紹介

将来が見えなくて、

 

どうしていいかわからない・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

「どうしていいかわからない」という問いに対して、

 

「『つくられる偽りの記憶 

あなたの思い出は本物か?』越智啓太・著 化学同人」

 

を読んでみました。

 

で、出した答えは、一つ。

 

 

 

「人間は自分で記憶を作ってしまう」です。

 

 

 

人間は経験していないことを実際に経験したかのように、

 

記憶してしまうことがあるそうです。

 

 

エイリアンに誘拐された記憶を持っている人が、

 

アメリカにはたくさんいます。

 

 

イヤな思い出をよりイヤな思い出に、

 

あるいは、いい思い出をよりいい思い出に、

 

頭の中で作り変えているかもしれません。

 

 

 

あなたは過去とどのようにつき合っていますか?

 

 

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”かなり多くの状況で記憶が

「上書き」されてしまうということもわかっています。

 

事後情報によって、

 

もとの記憶がいったん「上書き」されるとすると、

 

もとの記憶は永遠に回復できないことに

なってしまうのです”

 

 

”目撃者が「自信がある」といっても、

 

それが記憶の正しさを必ずしも保証するわけではない”

 

 

”心理的な不調や生きにくさ感などは、

 

誰もが感じる可能性がある感情です。

 

このような感情がいったいなぜ生じているのかを、

 

人々は探し求めています”

 

 

”人々がエイリアン・アブダクションに

飛びついてしまう理由のひとつは、

 

自分が感じているさまざまな心理的な問題を

エイリアンのせいにすることができるからである”

 

 

”私たちが想起する「過去の私」についての記憶は、

 

「いまの私」の影響を受けている”

 

 

 

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今、幸せなら過去に引きずられることはありませんが、

 

今、幸せじゃないと過去に引きずられたりします。

 

 

今の幸せに集中したいものです。

 

 

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「『つくられる偽りの記憶 

あなたの思い出は本物か?』越智啓太・著 化学同人」

☆  (余裕があれば読んでみましょう)

 

 

 

<どうしていいかわからないに対してのお役立ち度>

☆☆☆(素晴らしい本です。おススメします)

☆☆ (ぜひ読んでみましょう)

☆  (余裕があれば読んでみましょう)