何でもあり!・・・

本の紹介

将来が見えなくて、

 

どうしていいかわからない・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

「どうしていいかわからない」という問いに対して、

 

「『カウンセラーは何を見ているか』

信田さよ子・著 医学書院」

 

を読んでみました。

 

で、出した答えは、一つ。

 

 

 

基準を撤去する」です。

 

 

 

自分に入ってくる情報を何でもありだと

思いながら受け入れる。

 

 

あれがダメ、これがダメ、あそこがダメ、

と入ってくる情報に批判的だと、

 

その情報の一面しか見れなくなってしまいます。

 

 

入ってくる情報を多面的に見るには、

 

自分の経験や常識を捨てることが必要なんです。

 

 

 

あなたには基準を撤去したときに

何が見えてくるでしょうか?

 

 

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”そこに生まれる支配と依存の関係は、

 

カウンセリングの中心となる

「言葉」の力を削ぐからだ”

 

 

”どちらに傾くかという不安定さの中に

二人がいること。

 

私にはそんな状態が

このうえなく好ましいものと思え、

 

もしかすると対等という美しい名前で呼ばれるのは

こういう瞬間なのではないかと感じるのである”

 

 

”再定義し、問題をとらえ直すためには、

 

カウンセラーである私自身が日常生活において、

 

多重・多層的常識の世界を生きなければならない”

 

 

”語りはそのまま録音されるのではなく、

 

私によるある種の加工が加えられている。・・・

 

・・・クライエントは、

 

私という聞き手による加工を選んだのである”

 

 

”無心になるというより、基準を撤去して、

 

なんでもありだと思いながら話を聴くのだ”

 

 

 

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どうしていいかわからないのは、

 

物事の一面しか見れていないからかもしれません。

 

 

基準を撤去して物事を見れるようになりたいものです。

 

 

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「『カウンセラーは何を見ているか』

信田さよ子・著 医学書院」

☆  (余裕があれば読んでみましょう)

 

 

 

<どうしていいかわからないに対してのお役立ち度>

☆☆☆(素晴らしい本です。おススメします)

☆☆ (ぜひ読んでみましょう)

☆  (余裕があれば読んでみましょう)