強い意志が喜びを奪ってしまう!・・・

本の紹介

将来が見えなくて、

 

どうしていいかわからない・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

「どうしていいかわからない」という問いに対して、

 

「『誘惑される意志:人はなぜ自滅的行動をするのか』

ジョージ・エインズリー・著 山形 浩生・訳 NTT出版」

 

を読んでみました。

 

で、出した答えは、一つ。

 

 

 

強い意志力が自分を破壊する」です。

 

 

 

自分のやりたいことをハッキリさせずに、

 

ルールや仕組みをつくり、

 

意志力でゴリゴリやっても自分の望まない結果を

生むってことです。

 

 

 

あなたに課されたルールや仕組みは、

 

あなたのやりたいことと結びつているでしょうか?

 

 

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”強い意志力を持つためには、

 

言い逃れの余地のない強いルールやカテゴリーを

定めるのが有効だ。

 

ところがそれが変に硬直化しすぎると、

 

環境変化に柔軟に対応できなくなる”

 

 

”・・・ルール―――つまり強い意志―――

に従って何かをやるのは、

 

往々にしてその行為自体の喜びを奪ってしまう。・・・

 

・・・自分の楽しみや欲望より

ルールを重視するという意志の副作用だ”

 

 

”明確すぎるルールは、逆に柔軟性を持ちにくく、

 

「ほどよいバランス」といった望ましい状態をかえって

遠ざけてしまったりする”

 

 

”あらゆる場合に怜悧な計算と合理的な判断ができるようになったら

 

―――そのとき、もはや意志は存在する必要がなくなり、

 

人間は人間であることをやめるだろう”

 

 

 

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強い気持ち、熱い気持ちで走り出したものの、

 

振り返れば何も残っていなかったみたいなことって

ありますね。

 

自分から走り出したつもりでも、

 

走らされていたのかもしれません。

 

もう一度自分の気持ちを確かめたいものです。

 

 

 

ちなみにこの本は本編を読んでもよくわかりませんでしたが、

 

訳者解説を読んではじめてそういうことが書いてあったのかと

理解できました。

 

 

 

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今日も、いい日でありますように!!  Y(^o^)Y

 

 

 

「『誘惑される意志:人はなぜ自滅的行動をするのか』

ジョージ・エインズリー・著 山形 浩生・訳 NTT出版」

☆  (余裕があれば読んでみましょう)

 

 

 

<どうしていいかわからないに対してのお役立ち度>

☆☆☆(素晴らしい本です。おススメします)

☆☆ (ぜひ読んでみましょう)

☆  (余裕があれば読んでみましょう)