えっ、常識を乗り越えるために常識を身につける!?・・・

本の紹介

将来が見えなくて、

 

どうしていいかわからない・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

そんな「どうしていいかわからない」という問いに対して、

 

「『河合隼雄の幸福論』河合隼雄・著 PHP研究所」

 

を読んでみました。

 

で、出した答えは、ひとつ。

 

 

 

知識を消化吸収して、常識を身につける」です。

 

 

 

創造性ということが大事にされています。

 

しかし、それを間違って解釈して、

 

非常識なことを創造性があると思い込んでいる人がいます。

 

 

自分に血肉化した常識があり、

 

なおかつそれを超えた何かが出てきてこそ、

 

創造性があると言えるんです。

 

 

常識は、知識として知っているだけじゃなくて、

 

実際に身についたものになっていなければいけません。

 

 

知っているだけでは、役に立ちません。

 

知っているだけだと常識を乗り越えていけないんです。

 

 

知識を「なぜなのか?」と一歩でも深く探りたいものです。

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”人間は人それぞれの生き方があって、

 

なかなか一般論で言い切ることはできない。

 

心理学者の言うことをすべて自分に

「当てはめて」考えるのではなく、

 

それはあくまで「参考」にして考えるのが

よさそうである”

 

 

”「コウノトリが赤ちゃんを運んできたんだよ」

という説明の方が、

 

私の卵子と夫の精子が結びついて

……などという科学的事実より、

 

よほどしっくりときた”

 

 

”「河を渡る」決意と努力をすることによって、

 

そこから新しい生き方が生まれてくるだろう。

 

河を渡る苦労をさせずに新天地が

かれることはないのだ”

 

 

”自分という全存在を何かに賭けてみる。

 

そのことによってこそ、

 

自分が生きたと言えるのではないだろうか”

 

 

 

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創造性って常識を乗り越えていくとこにあるんで、

 

まず常識が身についていないと

話しにならないんだと思います。

 

 

常識やあたり前、固定観念を乗り越えていくには、

 

その乗り越えていくものを

よく知っている必要があります。

 

 

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「『河合隼雄の幸福論』河合隼雄・著 PHP研究所」

☆  (余裕があれば読んでみましょう)

 

 

 

<今はいいんだけど将来が見えなくて、

どうしていいかわからないに対してのお役立ち度>

☆☆☆(素晴らしい本です。おススメします)

☆☆ (ぜひ読んでみましょう)

☆  (余裕があれば読んでみましょう)

 

 

 

この本は、メールマガジン配信サービス『まぐまぐ!』の

メルマガ「毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン」

に紹介されていたものです。