おかしくなるのは、、、自分に意識を向けすぎるから!?・・・

本の紹介

 

 どうしていいかわからない・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

そんな「どうしていいかわからない」という問いに対して、

 

「『『夜と霧』 ビクトール・フランクルの言葉』

諸富祥彦・著 コスモス・ライブラリー」

 

を読んでみました。

 

で、出した答えは、ひとつ。

 

 

 

自分の心理状態から自分自身を引き離す」です。

 

 

 

 

 自分の心と体の動きに敏感になりすぎて、

 

心と体がぎくしゃくしているのです。

 

 

どうしていいかわからないから、

 

自分に意識を向けて答えを見つけようとしているんだろうけど、

 

どうしていいかわからないから、

 

何かを感じようとしているんだろうけど、

 

感覚に頼りすぎているんじゃないかと思います。

 

 

見つけようとすればするほど、感じようとすればするほど、

 

見つけられない。感じられない。

 

そして、見つけられない自分が嫌いになり、

 

感じられない自分を否定する。

 

 

見つけられない、感じられない、

 

そんなことをいちいち大きくふくらませて

自分を責めてはいけません。

 

 

見つける、感じるをコントロールすることはできません。

 

対象に意識を向けるから、

 

見つかるんです。感じるんです。

 

 

見つける、感じるに意識を向けるんじゃなくて、

 

対象に意識を向ける。

 

そのことだけに集中する。

 

そうすると見つかるんです。感じるんです。

 

 

 

何に意識を向け、何に意識を向けないかが

すごく大事になってきます。

 

 

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”収容所では未来における内面的な拠り所を失った人が

崩壊していった”

 

 

人間は現実の状況に対して態度を選びとる自由を

持っている

 

 

「生きる理由」を知る者は、

 

どんな状況にも耐えられる

 

 

何かのため、誰かのために自分を失ってはじめて、

 

真の自分を発見する

 

 

決断は何かのための決断であり、

 

何かに向けての決断である

 

 

”「内省除去」(思考の悪循環、

 

堂々めぐりを断ち切るために、

 

「自分」を見つめるのをやめ、

 

他のものに意識を向け変えること)”

 

 

”自分自身についての「内省過剰」という病がある。

 

現代人はとかく自分を見つめ、自分に注意を注ぐ余り、

 

その本来の目的を見失ってしまいがちである”

 

 

 

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自分の意識を外側に向けてみる。

 

 

どうしていいかわからないから自分の内側へ意識を向け、

 

自分と対話しようとしているんだけど、

 

やり過ぎて自分すぎることになっているんじゃないか。

 

 

自分すぎて固くなっているんじゃないか。

 

自分すぎてスムーズに動けなくなっているんじゃないか。

 

 

何かのために、誰かのために、が見つかれば、

 

自分すぎることもなくなるかもしれないです。

 

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意識の方向付けには、セルフトークを使ってみてください。

 

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「『『夜と霧』 ビクトール・フランクルの言葉』

諸富祥彦・著 コスモス・ライブラリー」

 ☆  (余裕があれば読んでみましょう)

 

 

 

<今はいいんだけど将来が見えなくて、

どうしていいかわからないに対してのお役立ち度>

☆☆☆(素晴らしい本です。おススメします)

☆☆ (ぜひ読んでみましょう)

☆  (余裕があれば読んでみましょう)