”2020年4月15日 水曜日 毎朝新聞
東京オリンピック・パラリンピックの
開会まであと百日
──会場建設や周辺地域の整備は
進んでいるが、
スポーツ熱は盛り上がらない。
人口の高齢化が進み、
スポーツをする人口も観る人の数も
減少の一途をたどっている。
プロ野球は
昨年から八チーム一リーグになった。
年間観客数は年々減少し、
延べ千三百人余。
ピークだった二〇〇四年に比べて
五割減になった”
日本の少子化が問題とされるようになって
けっこう時間が経ちますが、
いっこうに有効な対策が
とれていません。
人口の減少が目に見えて実感できるのは
いつ頃なのでしょうか?
わかっていながら手が打てないのは、
まだ実感がないからかもしれないですね。
あなたがわかっていながら
手が打てないことは何ですか?
そしてどうしてそれは
手が打てないんでしょうか?
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わかっていながら先送りしてしまうのは、
未来をイメージしないからかもしれません。
目をそらすための気持ちいい情報は
ちまたにあふれていますから、
ついついそっちに行ってしまい、
問題を見なくなっているんです。
目を覚ますためには、
ときにはネガティブの力を借りる必要が
あるのかもしれません。
未来を意識し、
未来と向き合い、
危機感をもつ。
危機感をもって生きていくのは
しんどいですけど、
自分の人生に責任を持つためには
危機感を持っていたいですね。
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