うすっぺらいと深いの違いは、「術」を身につけるかにかかっている・・・

本の紹介

将来が見えなくて、

 

どうしていいかわからない

・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

そんな「どうしていいかわからない」

という問いに対して、

 

「『「学び」の復権 -模倣と習熟-』

辻本 雅史・著 岩波書店」

 

を読んでみました。

 

で、出した答えは、ひとつ。

 

 

 

術を身につける」です。

 

 

 

「知っている。わかっている」でとどまらないで、

 

カラダに覚え込ませる。

 

カラダに覚え込ませて初めて

自由に使いこなすことができるんです。

 

表面をさらっと学んだだけでは

役立てることはできません。

 

 

 

繰り返し学び、

 

それを自分のものにしたいものです。

 

 

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”手習塾での課題は

ひたすら手本を臨書するという単調な

稽古の繰り返しなのである”

 

 

”文字を書くということに関するあらゆる知識を、

 

「わざ」や「術」として、

 

あるいは「礼」として、身につける学習であった。

 

しかも自学自習を原則としていた”

 

 

”めいめいが自分のペースで、

 

自分に必要なだけ学べばよい。

 

どれだけの学習が必要かは、

 

それぞれの子どもの能力だけではなく、

 

彼らのおかれた状況や

環境や親の考え方などによっても

違っている”

 

 

”何か事をなそうとすれば、それが何であれ、

 

人は「術」によらなければならない。

 

そして術は

学ばなければ得られないのだと益軒はいう。

 

「術」は実践のための

具体的な方法ということになる”

 

 

”学ぶことの目的を、益軒の言葉でいえば、

 

「聖人の道」を学び、

 

「善を行なひ、悪を去」って正しく生きるため、

 

ということになる”

 

 

 

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学びを自分のものにするには

繰り返すことが必要ですが、

 

ただ繰り返すだけだと効果はうすいんです。

 

 

意識を集中して繰り返すんです。

 

 

 

あなたは学びに意識を向けられているでしょうか?

 

 

 

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「『「学び」の復権 -模倣と習熟-』

辻本 雅史・著 岩波書店」

☆  (余裕があれば読んでみましょう)

 

 

 

<将来が見えなくて、

どうしていいかわからないに対してのお役立ち度>

☆☆☆(素晴らしい本です。おススメします)

☆☆ (ぜひ読んでみましょう)

☆  (余裕があれば読んでみましょう)