「思いをあきらめる」のと「思いを捨てる」のは別物である!・・・

本の紹介

将来が見えなくて、

 

どうしていいかわからない

・・・ってときがあります。

 

そこで、

 

そんな「どうしていいかわからない」

という問いに対して、

 

「『秘密は何もない』

ピーター・ブルック・著 早川書房」

 

を読んでみました。

 

で、出した答えは、ひとつ。

 

 

 

思った以上のものを作る」です。

 

 

 

こうしようと思ってそうなっても、

 

退屈なものしかできません。

 

 

こうしようと思っていたことに

即興性が結びついて、

 

新しいものが生まれるんです。

 

 

 

準備をしっかりやりながらも、

 

それを捨てることが大切なんです。

 

 

 

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この本で注目したところは。。。

 

 

”綿密な稽古を繰返し、

 

上演経験を積むことによってのみ、

 

俳優に向かってこう言えるようになるのです――

 

安全を求めたりしなければ、

 

真の創造性が空間を満たすようになるのだ、と”

 

 

”型にはまった俳優は自分の仕事を

封印しますが、

 

封印とは防御的な行為です。

 

自分の身を守るために

≪構築≫と≪封印≫をするのです。

 

自らを開くためには、壁を壊さねばなりません”

 

 

”準備をしなければならないのは、

 

準備を捨てさるためです。

 

解体するために建設するのです……”

 

 

”最後の瞬間まで、

 

あらゆるものは一種の準備だというのが、

 

基本的な掟です。

 

だから、

 

どんな決定もくつがえしうるもので

あることを意識しながら、

 

冒険をせねばなりません”

 

 

”「これは一時的なもので、

いずれは変えねばならない」

と考えていなければなりません。

 

ここで問題になっているのは、

 

けっして終わることのない動力学の問題です”

 

 

 

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思った通りにいかないからって

やめたらダメなんです。

 

あきらめたらダメなんです。

 

思ったものが壊れるから

思った以上のものができるんです。

 

 

築いたものを崩したところから

新しいものが生まれるんです。

 

 

 

あなたは思った以上のものを

手に入れているでしょうか?

 

 

 

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「『秘密は何もない』

ピーター・ブルック・著 早川書房」

☆  (余裕があれば読んでみましょう)

 

 

 

<将来が見えなくて、

どうしていいかわからないに対してのお役立ち度>

☆☆☆(素晴らしい本です。おススメします)

☆☆ (ぜひ読んでみましょう)

☆  (余裕があれば読んでみましょう)